「スマホに子守りをさせないで」――2021年からプログラミング教育が必修化されたものの、それでも子育ての現場は、旧来の価値観が依然、根強く残り、子どもがスマホやタブレットに触れることを一切よしとしない風潮もあります。しかし、誰しもがデジタルデバイスと付き合う時代、はたして、その価値観のままで本当にいいのでしょうか?幼い頃からデジタルに親しむことで拓かれる創造性は、AIとともに働く未来を生きる子供たちにとって、決して無視できないものとなりつつあります。MITメディアラボの客員研究員を経て2002年よりNPOを立ち上げ、日本のデジタル教育を先導してきた社会起業家が子どもとデバイスの正しい付き合い方について考えます。