スナックママとして3年半、実にさまざまな人とお会いして、私たちの世代の考え方にはやっぱり「傾向」があることに気が付いたの。一つは、「自分には何もない」と思い込んでいること。もう一つは、自分が長年かけてつくってきた窮屈な「枠」に自らハマってしまっていること。そして、そんなもやもやを相談できる安全な相手が案外いないということです。――「はじめに」より「昼スナック」とは、昼に営業するスナックのこと。都内某所の「スナックひきだし」には、会社員から社長、子連れの主婦までさまざまなお客様が訪れます。そこは、40代以降のキャリアに悩む人々が気軽に、本音で話せる場所。カウンター越しに話を聞いてくれるのは、実はキャリア支援のプロでもある柴乃ママです。本書は、そんな「スナックひきだし」を誌上に再現。ミドル世代のモヤモヤにズバリ回答、「もうひと花の咲かせ方」を指南します。☆紫乃ママ直伝、“人生逆転ワークシート”つき!◆10年ぶりに役職ナシを言い渡された46歳 →縦ではなく横に広がる成長がある◆会社に報われない片思いをする48歳 → 会社を「腐れ縁の男」化しない◆子会社へ出向を命じられた52歳 → 組織から「降りる練習」を始めよう◆「肩書迷子」なフリーランス44歳 → 自分の仕事に「タグ」を付けよう◆自分の存在価値が見いだせない一般職47歳 → どこに出しても恥ずかしい人生を送ろう◆被害妄想倶楽部、会員No.1の45歳 → 強力に「恩を売る力」を磨こう◆優秀な年下の出現に焦る45歳 → 年齢フィルターはそろそろ外そう◆突然のリストラ! 中年転職バージンな55歳 → 「市場価値」に踊らされない