上司であることに自信がないあなただから、よきリーダーになれる。そのために――◎叱るのをやめよう◎ほめるのをやめよう◎部下を勇気づけよう『嫌われる勇気』の岸見一郎による初のリーダーシップ論。ほぼ日社長・糸井重里氏、推薦。「リーダー論でおちこみたくなかった。おちこむ必要はなかったようだ。」【本部より】<本書で私が提示するのは、一言でいえば「民主的なリーダーシップ」です><リーダーと部下は「対等」であり、リーダーは「力」で部下を率いるのではなく「言葉」によって協力関係を築くことを目指します><「悪い」リーダーは存在しません。部下との対人関係をどう築けばいいか知らない「下手な」リーダーがいるだけだと私は考えています><現実と照らし合わせると、それはとても無理だというのもわかります。しかしながら……理想は現実性がないから理想なのです>【目次】第1部 リーダーシップについてのモノローグ 第1章 リーダーは組織の中でどうあるべきか、何をしなければならないか、あるいは、何をしてはいけないか 第2章 リーダーになること、あるいは自信を持ってリーダーの仕事をすることに、いわばブレーキをかけるリーダー側の心の問題 第3章 混迷の時代に、リーダーにできること、するべきこと、してはいけないこと第2部 リーダーシップについての個人的な体験私が家族の一員として、職業人として、あるいは一人の人間として学んできたこと第3部 リーダーシップについてのダイアローグよりよきリーダーたろうとする企業人との対話