予測不能の変化と混乱の時代に!世界50カ国で導入されている「これからのリーダーシップ」論――「何時間働くか」を命じることはできても「仕事にどのくらいのエネルギーを注ぐか」は働く人次第。どうすれば、社員の心に「炎を灯す」ことができるのか?-----勢いのある会社が成長していくとき、必ずといっていいほど「変化のタイミング」が訪れます。たとえば、以下のような場合です。・人数が少ないときは、社長などのリーダーが一人一人の社員に直接、声をかけていた。しかし規模を拡大した結果、社長と社員の間に「管理職」を置くようになった。・人数が少ないときは、ひとつのオフィスで全員が集まって仕事をしていた。しかし規模拡大によって、オフィスの場所やフロアが増えた。・成長した組織を支えるために、売上などの数字の管理やノルマがより厳しくなった。……など。急成長している組織では、誰でも経験があるのではないでしょうか。このような「変化」は、組織の成長には不可欠なものですが、実は、ある程度の割合で、この「変化」によって、次のような問題を抱えてしまいます。・もともとの「クリエイティブさ」「チャレンジ精神」が薄れ、全体的に活気が弱まった。・部署ごと、事業ごと、出世争いなどの「社内での競争」が生まれてしまい、社員の目が「内向き」に変わった。・各部署が、自分の担当職務を強く意識した結果、連帯が弱まった。これらの「エンゲージメントの低下」に対して、リーダーは何をすべきなのか。経営者はもちろん、数人を束ねるリーダーも必読のリーダーシップ論の決定版!