社外取締役とは、いったいどのような知識、素養を身につけていなければならないのか。グローバル化する企業の「戦い」の中で適切な判断を下すための「兵法」とは何か。実務経験の豊富な著者がていねいに解説する。法律上の役割・義務といった知識に加え、「いかに会社の経営に外部の視点を取り入れ、サステナブルな組織をつくるか」という観点から、必要な考え方とノウハウが身につけられるのが特徴だ。「次代のマネジメント層を育てるには」「不正の起こりづらい企業風土を構築するには」「かけもちはどこまで許されるのか」「どのような戦略的な素養が必要なのか」といった、具体的な実務のポイントを押さえていく。米国で弁護士として活躍し、日本の複数企業で社外取締役を務めている著者が、その知識・ノウハウを明らかにしたもの。これが新しい時代のスタンダードだ!