■「賢者の知恵」と「成功者の事例」を「1枚の地図」に凝縮!リーダーは、絶対に迷ってはならない。だが、実際のところ、迷わないリーダーはいない。過去に経験のない状況で判断を迫られたら、どんなリーダーも迷うものだ。では、どうしたら正しい判断を下せるのか──。実は、正しい判断にたどり着くための、とっておきの方法がある。それは、「1枚の地図」を描くことから始まる。著者は、数多くの経営者と接し、戦略立案や商品開発を手掛けてきた人気コンサルタント。「賢者の知恵」として、クリステンセン、キム&モボルニュ、コトラー、アンゾフ、ミンツバーグ、チャンドラー、ポーター、ドラッカー、ケープルズ、コリアーを引用。「成功者の事例」として、Google、NETFLIX、富士フイルム、マイクロソフト、デアゴスティーニ、日本一の行商人、サイバーエージェントの事例を紹介。世界の経営学の知恵と、競争を勝ち抜いてきた企業の成功事例を織り交ぜながら、6ステップで「1枚の地図」に落とし込んでいく。■30年後の「未来」と「現在」をつなぐ壮大な物語主人公はつぶれかけたレンタルビデオ屋の経営者、藤堂篤郎。倒産の危機の中、山奥で自殺をしようとした藤堂は、一人の男と出合う。経営学の教授というその男、ヤシロは藤堂に地図の描き方を指南する。さらに、従業員を巻き込んで、「1枚の地図」が出来上がっていく。それにより、レンタルビデオ店は驚く方向へと進んでいく。30年後の「未来」と「現在」をつなぎながら、企業を成長させる要点を壮大な物語に載せて、明かしていく。