GAFAを規制する動きが世界に広がっている。「個人情報を握り、独占的な支配力を持つ4社たちは、社会に悪影響を及ぼす」といった批判が噴出。GAFAの「解体論」も浮上する中、“次の覇者”となる企業への関心が高まっている。本書では「世界を変える」可能性を秘める次世代のイノベーター100社を一挙に紹介する。◆「集中砲火」を浴びるGAFA「検索やメールサービス、SNS、電子商取引を通じて得た“個人情報”を好き放題に使って金儲けをしている」そんな批判が強まり、世界各国の政府が規制に乗り出した。欧州連合に加えて、米司法省や米連邦取引委員会、インドや日本の政府も4社を規制しようとする。個人情報保護法、独占禁止法などへの違反を問われ、GAFAの「解体論」さえも現実味を帯びている。◆“次の覇者”になるのは誰か?4社の勢いがそがれる中で関心が高まっているのが、GAFAの次に「世界を変える」革新を生み出すベンチャーだ。AIやソフトウエアなどを活用した技術革新は、コミュニケーション、モビリティー、マネー、ロボット、エンターテインメントなど多様な分野で、同時多発的に発生している。◆「世界を変える100社」を一挙紹介「不老不死研究」「空飛ぶクルマ」「量子コンピューター」「ビッグデータ解析」「宇宙開発」「AI」「ライドシェア」「がん治療」「RPA」。世界を見渡せば、多様な分野でイノベーションを生み出す多様なベンチャーが強い輝きを放つ。これからどんな企業が台頭し、GAFAに取って代わるような存在になるのか。未踏のフロンティアはまだ多い。本書では「世界を変える100社」の実像に迫る。