あらすじ中小企業こそ、ブランディングが必要なのだ!成長を続ける「中川政七商店」の社長、中川淳氏(十三代 中川政七)が、社長に就任した2008年に発行した初の著書。300年近い歴史をもつ奈良の老舗麻織物メーカーが、なぜ自ら「粋更」というブランドを興し、小売業態に挑んだのか。デザインの力で老舗をブランド化するプロセスを語ったロングセラー。新ブランドを立ち上げたものの結果は惨敗、再構築に挑んだもののまたもや存亡の危機。挑戦、つまづき、危機感、情熱、解決…。何の実績もなかった「粋更」が表参道ヒルズに出店するまでの実例を通し、デザインの力で老舗をブランド化するプロセスとそこから得た中小企業独自のブランディングの方法、伝統工芸や地場産業メーカーの生き残り方の一案を提言します。「ニッポンの老舗、創業300年の歴史から、企業の持続性の条件を学ぶことができる。」星野リゾート社長 星野佳路氏