日本人が死に絶え崩壊した日本で『回収屋』として孤独な日々を過ごしている少年・ヤヒロ。今日も回収屋としての仕事を終え、途中『魍獣』という異形に臓物をえぐられながらも、“無事に”寝床にたどり着く。しかし、その日は予期せぬ来客があった。美術商を名乗る双子の少女、ジュリとロゼ。2人はヤヒロにある依頼を持ちかけるのだった――。「クソ・・・・・・今日はどうなってんだ。いきなり出てきた変な女たちに振り回されるわ、1日で2度もハラワタかき回されるわ、『なぜなにわおん』の回答も聞きそびれたしよ。まったく──最悪の日だ!!」龍と龍殺し。相反する2人が紡ぐ血と絆の新たな物語。分冊版第3弾。※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。