あらすじ激しく抱かれ、長い不在を埋め尽くしてくれるような狂おしい時間を持ち、会いたがっているのは、顔が見られなくてこんなに辛いのは自分だけなのだろうか、と俊一が疑ってしまうくらいに、金井からはなかなか電話がない。 「なんだ、ほっとかれたと思って、拗ねてるのか、お前は」 妻子ある身の金井と、英二に愛される、いわば人妻の身で俊一はひそかな恋に身をこがす。そんなあるクリスマスの夜の物語。