山藍紫姫子が描く、無垢なるエロス…
伝説の両性具有小説『虹の麗人』第三弾。
「…あう…う…ん…いや――あ、いやッ――」指があてがわれる。指先が侵入してくる。まさかと思ったが、指はとまらずに、ゆっくりと挿った。「いや、いや……っ――う……」淫らな感触に、たまりかねて叫んだが、ふたたび舌で先端をなぶられはじめると、イリスはもう、たかぶりを隠しておくことができなくなった。肉体が、後花に挿り込んだ指と、宝珠へとはわせられる舌、花弁をくつろげる指で、熱を起こされる。敏感な三カ所ばかりを攻められて、一気に、肉体と精神が燃えあがった。「ああ…あ…あ…あぁ……」【本文より抜粋】