黄金期の「花とゆめ」(白泉社)を和田慎二とともに支えた巨匠・柴田昌弘の代表作であるSFファンタジー巨編!第5巻 コンクリート・パニック秩父の安曇セメント工場で大規模爆発があり、死者8名が出た。これを行ったのが、長い髪の少女と絶滅したはずのニホンオオカミの群れだった。安曇グループの総帥・安曇省三と娘・麗子は、この少女とオオカミの群れを殺して事件の終息を図ろうとしていた。一方、小説家・桐生 仁は、大爆発でも死ななかった少女・小松崎 蘭(19)が気になり、入院している埼玉県能谷市の城東大学病院を訪ね、蘭を保護する。その後、事件は急変! オオカミの群れがコンクリートを憎むように、安曇セメントの別工場も爆破し、都内に侵攻を開始する。果たして、その首謀者とは誰なのか? そしてその真の目的とは…。今回柴田先生からサインをいただきましたので、表紙に特別掲載しました。先生に許可をいただいております。お楽しみください!<目次>PART 1PART 2PART 3PART 4PART 5PART 6PART 7PART 8PART 9PART 10初出:花とゆめ(白泉社)1981年1、2号