黄金期の「花とゆめ」(白泉社)を和田慎二とともに支えた巨匠・柴田昌弘の代表作であるSFファンタジー巨編!第3巻 さよなら雪うさぎ小松崎 蘭とワタルは、仇敵タロンから逃れるため、長野県鄙塚沼高原の寒村に来ていた。そこで、雪崩に遭ってワタルは村の医院に入院。蘭はロシア人の青年・イワン・フョードロヴィチ(18)に助けられ彼の家で保護されていた。そして、そこで、イワンと恋人・西脇真沙子との温かいもてなしを受け、次第に彼らの事が好きになっていく。そして、危篤だったワタルも生還し、これからどうしようと考えていた矢先、タロンの手先が攻めてきた。不意打ちを食らった蘭はワタルと共に超能力を封じられタロンの本部に連行されようとする。果たして、この窮地を蘭は脱することができるのか?今回柴田先生からサインをいただきましたので、表紙に特別掲載しました。先生に許可をいただいております。お楽しみください!初出:デラックスマーガレット(白泉社)1978年冬の号