あらすじ女好きの父のせいで大迷惑をかけられた上、魔法学校で王都男子の不貞まで知らしめられたエリシュカは、故郷に戻っても男嫌いなまま女領主として生活し、持ち込まれる婚約の話を蹴り続けている。視察の際、盗賊をした青年を気まぐれで拾い、彼を自分付きの執事として教育を施すことになった。男嫌いが過ぎるエリシュカも、自分の執事のマレクにだけは甘くなる。愛を否定する女領主と、愛を知らない青年の恋と赦しの物語。