ピンポーン、ピポ、ピポ、ピンポーーン、朝早くから玄関のチャイムが鳴り続けた。「うるせぇなッ誰だよ朝っぱらから!」ドアを開けるとそこには高梨結奈が立っていた。高梨結奈、中学の時の同級生。ただし彼女は社長令嬢、美人でいつも人に囲まれみんなに好かれるタイプ。ワガママも愛嬌になる。かたや佐藤翔祐(しょうすけ)、地味で平凡、彼女の卒業アルバムに書いた言葉は「質素倹約」! で、その眩しい存在だった結奈が、地元を離れ働いている翔祐のもとになんでやって来たのか?「私、働くの」と彼女は言うが…。さて、仕事を終えて家に帰ると、結奈は「ベッド行こっか」と翔祐に言う。こいつ、ビッチかと翔祐は疑うが、彼女は「一晩お世話になるなるお礼」「このほうが私の気が済むから」と言う。期待通りの展開に、翔祐クン、ガマンならず、結奈にむしゃぶりつくのであった。「高梨っ…!めちゃくちゃイイ匂いする」蛇足ながら、結末は胸キュンです。