詩人、随筆家、翻訳家、また、クラシック音楽への造詣も深い著者は、山や自然を描いた詩や散文の秀品を多く残した。
ドイツの大作家ヘルマン・ヘッセによる自然や町や人をめぐる随想集の翻訳。カラー挿画8点を収録。
【目次より】
素描三題
アポロ蝶
雲
夕暮の色
アネモネ
碧い遠方
秋が来る
ゴットハルトにて
秋
菩提樹の花
ファードゥッツ
コモ湖畔の散策
古い音楽
故郷
南欧の夏の日
春の散歩
小径
或る旅の覚え書
テッシンの聖母祭
なくなった小刀
水彩画をかく
訳者後記
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