法制史の立場から、幕藩体制国家の地方支配体制を体系的かつ総合的に検討した服藤法制史の集大成。本巻は、「相続法の特質」。
【目次より】
序
緒論
第一章 武士相続法
第一節 序説
第二節 相続の本質
第三節 相続法の成立と動揺
I 相続法の成立
II 相続法の動揺
第四節 相続の形態
I 単独相続の原則と分割相続
II 分割相続の実態
第五節 相続の原因
第六節 相続人
I 相続人の資格
II 相続人の順位
III 減知制
第七節 相続の手続
第八節 相続の効果
I 家禄の相続
II 家格の継承
III 屋敷の拝領
IV 奉公義務の継承
V 家長としての地位の継承
第九節 相続法の意義
I 問題点
II 世襲制の矛盾
III 厄介者の輩出
第一〇節 結語
第二章 百姓相続法
第一節 序説
第二節 相続の本質
第三節 相続の形態
第四節 相続の原因
第五節 相続人
I 相続人の資格
II 相続人の順位
第六節 相続の手続および効果
I 相続の手続
II 相続の効果
第七節 後見
第八節 結語
第三章 町人相続法
第一節 序説
第二節 相続の本質
第三節 相続の形態
第四節 相続の原因
第五節 相続人
I 相続人の資格
II 相続人の順位
第六節 遺言状
第七節 相続の手続
第八節 相続の効果
第九節 後見
第一〇節 結語
結論
あとがき
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。