詩人、随筆家、翻訳家、また、クラシック音楽への造詣も深い著者は、山や自然を描いた詩や散文の秀品を多く残した。
本書は、詩集である。
【目次より】
花咲ける孤独(昭和三十年) 七三篇
告白
冬野
詩心
本国
新らしい絃
存在
落葉
夕日の歌
土地
秋の日
首(造型篇の一)
トルソ(造型篇の二)
短日
朝のひかり
十一月
雨氷の朝
春の牧場
夏の小鳥が……
薄雪の後
旗
冬のはじめ
本村
夏野の花
或る晴れた秋の朝の歌
雪に立つ
足あと
雪の夕暮
春の彼岸
早春の道
復活祭
杖突峠
夏雲
山頂
秋の漁歌
農場の夫人
冬のこころ
地衣と星
雪山の朝
安曇野
葡萄園にて
八月の花畠
晩秋
炎天
盛夏の午後
路傍
幼女
老農
フモレスケ
或る訳業を終えて
展望
かけす
詩人と農夫
林間
初蝶
葡萄の国
単独行
木苺の原
日没時の蝶
音楽的な夜
黒つぐみ
郷愁
雪
人のいない牧歌
巻積雲
故地の花
言葉
林檎の里
夏の最後の薔薇
Pastoral scolastique
晩秋の庭で
反響
夕日の中の樹
詩術
『歳月の歌』(昭和三十三年)から 二四篇
蛇
遠い分身
雪の星月夜
山頂の心
岩雲雀
風景
台風季の或る日から
秋の林から
山荘の蝶
山荘をとざす
目木
女と葡萄園
峠
桃林にて(I)
桃林にて(II)
桃林にて(III)
渓谷(I)
渓谷(II)
渓谷(III)
木曾の歌(奈良井)
木曾の歌(鳥居峠)
木曾の歌(開田高原)
木曾の歌(寝覚)
我等の民話
その後の詩帖から 二一篇
久方の山
立春
眼前の蜜蜂に
花壇にて
二十五年
充実した秋
十一月
生けるがごとき君への歌
四月の詩
元旦の笛
春の前夜
眠られぬ夜に
春愁
受難の金曜日
関心
車窓
玉のような時間
転調
朝のひととき
雲の走る夜
夏への準備
後記
略年譜
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。