ヨブ記は旧約聖書所収の書物。神の裁きと苦難の問題を扱う。特に、正しい人に悪いことが起こる「義人の苦難」の文献として知られる。
『旧約聖書』中の書物。執筆者はモーセとされているが、実際の作者は不明である。『ヨブ記』の中心テーマは、神の裁きと苦難であり、また「義人の苦難」が扱われている。つまり、なぜ良き人が苦しむということが起こるのかを問うている。「ヨブ記」には、神の前に出現するサタンが描かれてもいる。
【目次より】
序
ヘブル語アルファベット発音表
参考せる註解・翻訳・辞典
ダイアローグ(承前)
悪人の分 ゾパル(二〇章)
同一の死 ヨブ(二一章)
神との和らぎ エリパズ(二二章)
「隠された神」 ヨブ(二三章)
諸悪の社会 ヨブ(二四章)
人は蛆、人の子は虫 ビルダデ(二五章)
天を震わせ、海を静める者 ヨブ(二六章)
純潔の主張 ヨブ(二七章)
附記 ヨブ記二五、二六、二七章の関係について
知恵の讃歌(二八章)
幸いなる回顧 ヨブ(二九章)
現在の孤独 ヨブ(三〇章)
無罪の証言 ヨブ(三一章)
私訳
いわゆる「否定的告白」 ヨブ記三一章について
旧約聖書における目 主としてヨブ記
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