※本書はリフロー型の電子書籍です【上司を辞めることから、はじめよう。――これからを担うリーダーの必読本。若者のプロが紐解いた、新たなマネジメント思考】コロナ禍を経験したことで、テレワークやリモートワーク、副業、地方移住といった働き方の多様化が進み、世の中の価値観は大きく変容したといえます。「仕事とはこういうものである」といった、多くの人に共通する「当たり前が崩壊」した時代であるともいえるでしょう。多様な価値観が顕在化し、働くことの意味が変化するなか、上司からの指示や会社の方針に従うのが絶対という時代は終わりました。もはや、「上司だから偉い」「上司だから立場が上」ではなくなってきているのです。チームをマネジメントする立場にいるリーダーは、「こうすれば正解」という答えがどこにも存在しないという時代の価値観を理解したうえで、どうしたらより良いチームをつくることができるのか、状況に応じて向き合わなければなりません。本書では、「杓子定規な考え方にとらわれず、チームメンバーの一人一人と向き合いながら、その多様性を生かしてチームをより良い形に整えていく「フラット・マネジメント思考」」を提唱し、変わりゆく時代における課題について、直接的に現場の指揮を執るリーダーに焦点を当てていきます。難しい時代だからこそ、リーダーには多様な結果が求められ、効率的に働くことが重要になってきます。難題に向き合いながらいかにして生産性を向上させるのか、いま求められているリーダー像、素養、行動、発言といったマネジメントのあり方を、具体的なノウハウとして提示していく「チームづくり」の一冊です。【フラット・マネジメントの7つの思考】思考1 固定観念より新しい価値観 ~「あなたの常識」は、部下の非常識~思考2 会社の都合より部下自身の「納得解」 ~出世したがるのは上司だけ~思考3 費用対効果より時間対効果 ~あなたとの食事はお礼にならない~思考4 大きなビジョンより小さなアクション ~口だけ上司は、言葉は軽いが腰は重い~思考5 上から目線より横から目線 ~部下から吸収できないリーダーは成長できない~思考6 嫌われない建前より丁寧な本音 ~叱れないのは、自分への優しさでしかない~思考7 リッチキャリアよりサステナブルライフ ~「会社の中の蛙」上司は尊敬されない~〈こんな悩みをもつリーダーに読んでほしい!〉・自分の部下への接し方が、そもそも正しいのかどうかわからない・若者とのコミュニケーションで何に気をつけたらいいのかわからない・部下が何をモチベーションにしているのかがわからない・出世すること、偉くなることを望んでいない世代を動かすにはどうしたらいいのかわからない・部下を指導していても、自分の話や指示をなかなか理解してもらえないと感じる・どんなに指導しても結果につながらない・自分は部下から信頼されているのか不安になる・部下たちは自分の話をちゃんと聞いていないんじゃないかと感じる・ある程度は部下と信頼関係があると思うが、どこか壁を感じている・リーダーとして尊重してくれてはいるが、踏み込んだコミュニケーションが取れていない気がする・ゆとり以降の若い世代に対しては、あまり怒らないほうがよいと聞いたことがある・怒ってはいけないと会社からも釘を刺されるが、ではどのように指導したらいいのかわからない・これからの時代のリーダーとはどうあるべきなのか知りたい・リーダーという立場で、自分はどのようにふるまっていくべきかわからない〈著者プロフィール〉電通若者研究部 ワカモン「若者から未来をデザインする」というビジョンを掲げ、高校生・大学生を中心に10~20代の若者(=最初に新しくなる人たち)の実態にとことん迫り、半歩先の未来のスタンダードになり得る新しい価値観の兆しをいち早く捉えることを目指したプランニング&クリエーティブユニット。若者と社会の間に立ち、双方とフラットに向き合いながら企業のビジネス創造や日本社会の活性化に向けた活動を推進。