「大きい…ああ、すごく大きいわ」
ずっと夢見ていた――彼のモノに貫かれる瞬間を。
10年目の同窓会に、会いたい人はただひとり――。
同窓会は、高校のホールで開かれた。
私はいつ“彼”が現れるかとそわそわしながら、入り口のほうばかり見ている。
ドリュー・ハートリー。学校一のハンサムで、バスケのスター選手だった。
当時、彼とひょんなことから体育倉庫でふたりきりになったとき、
私たちは舌を絡め合ってキスをして、彼は私の下着に手を入れた。
もうすごく濡れてて、彼がオシリの穴を触ってくるだけでイキそうだったのに、
突然入ってきたスティーヴに邪魔さえされなければ、きっと最後までいっていたのに……。
10年も経って、いまだ引きずっているなんてバカげてると思うかもしれないけれど、
まさかその夜、同じ体育倉庫で、同じシチュエーションになるなんて。
しかも今度はあのとき邪魔をしたスティーヴも、ドリューと一緒に私を愛撫して……。