ボンネットに横たわり、ヒップをゆすって彼と繋がる。
ああ、これが欲しかった…。
ギャビーはジムのパーソナル・トレーナー。
日毎、よだれが出そうなカラダをした男たちが彼女のプログラムを受けにやってくる。
彼らはギャビーの指示や叱咤に、まるで忠実な僕のように従いながら、
マシンの上を走り、ウェイトを上げ、汗と男性ホルモンを彼女に振りかける。
トムは最近ジムに入会したばかりの新顔で、ことごとくギャビーのタイプだった。
たくましいカラダは言うまでもなく、女のアソコを貪るためにあるような、あの唇。
ある晩ギャビーはなかなか寝つけず、借りっぱなしになっていた瞑想の本を開いた。
本のとおり瞑想を試みても、どうしてもトムの裸を思い浮かべてしまって……
ふと気づくと、ギャビーは真っ赤なポルシェの上に仰向けになっていた。
脚の間で唇と舌とをいやらしく使い、彼女のクリトリスを貪っているのは……トム?!