あらすじ遠隔医療で知られるバーチャルヘルスケアは、対面ケアをただデジタル化しただけのものではない。医療の公平性を高め、無医地域の住人を筆頭に多くの人が利用できる。また医師同士が協力しやすくなり、初期段階での正確な診断と治療が促進される。医療のクオリティやアクセス性を高め、コストを下げたいと考える国は、遠隔医療の利用を拡大こそすれ、縮小すべきではない。 *『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2022年10月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。