「ナカ、とろっとろですよ」建築事務所で働く瀬野あゆか(セノ・アユカ)は、両親を早くに亡くし、大事な人を失う怖さから恋愛にのめり込むこともできない。ある夜、バーで絡まれていたところを店員の名郷要(ナゴウ・カナメ)に助けられ、柔らかく聞き上手な彼に、つい心の内を見せてしまい…「セフレでも構いませんよ、俺は」丁寧な愛撫にクチュクチュ敏感な音が零れ、深くゆっくり内側をなぞられるから気持ちよすぎて自分じゃないみたいに乱れちゃう…っ。一夜限りの関係だと思っていたのに、半年後、彼は新入社員として現れて!? カラダから始まる不器用な恋の行方は――?「いっそ、本当の彼女になってくれますか?」部屋を訪ねてきた美女ふたりの正体は、要のお姉さんたちで!? 一歩踏み込んで相手のことを知っていくと、もっともっと貪欲になってゆく。私たちはただのセフレなのに――昂っていく感情に、あゆかは戸惑ってしまい…「今日…敏感すぎません? 心配になるくらい」(第5話)