端正な顔立ちに一見隙のないその男。有栖川寿利、32歳。―マゾヒストである。彼の新たな赴任先”都立ハイレーグ学園”―そこで出会ったのは才色兼備のご令嬢でちょっぴり”意地悪”な小日向文子であった。出会ったときから彼女に惹かれていた彼は、だんだんとエスカレートしていく数々の”意地悪”(プレイ)に翻弄されながらも求めることをやめられない日々を送る…!そしてついに生徒と教師の関係を超えて…?!『野郎バカリ学園~獲物先生と愉快な獣達』で驚異の存在感を放った”あの男”の待望のスピンオフ!本能のままに生きる男の新境地を見届けよ!※この作品は「有栖川寿利の華麗なる日常」(1)~(5)の合本版です。