あらすじ 小町娘が脇腹をひと突きされ、次々に殺された。抱き締めるようにして刺したその傷口から、娘たちは下手人に心を許していたものと思われた。定町廻りの同心たちは、小町娘らが心を寄せていた男の足取りを追えば、難なく下手人にたどりつく、そう考えたが、探索は難航した。そして・・・・・・事件はくらがりに落ちた。 迷宮入り事件を扱う窓際同心の人情裁きを描く、大好評の人情時代小説、シリーズ第十一弾!