「地方勤務」「知名度なし」「休日87日」「初任給17万」……
それでもすごい社員を採用できる!
「本当に小さな会社」のための「化ける人材」を集めて育てる超実践的採用戦略。/
生産年齢人口が年々減少している状況の中、小さな企業ほど人手が足りておらず、
働く人たちの高齢化や、後継者を支える人材不足などの問題に直面しているケースが多く見られます。
小さな会社が10年後、20年後にも生き残っていくためには、後継者となる若年層の採用が不可欠という状況であるにもかかわらず、
中小企業は人を集めることに苦戦を強いられているのが現状です。
そのような環境において、コロナ禍によりオンライン採用が普及したり、
地方の企業への求職がやりやすくなったりなどの変化も見られるようになりました。
「小さな会社」への就職は以前に比べてもハードルが下がっているのです。
本書はこうした状況を踏まえて、大手企業の採用戦略では扱えない、
中小企業が確実に「化ける」人材を採用して育てていくためのノウハウを、
細かいデータと実例に沿って具体的に紹介していく一冊です。
著者は中小企業診断士として、500社以上の企業に新卒採用、中途採用のアドバイスを行ってきた実績の持ち主。
どうすれば「小さな会社」が採用で成功できるのかを熟知し、その方法を余すところなく伝えてくれます。
窪田 司
中小企業診断士/コォ・マネジメント株式会社代表取締役。
岡山県出身。香川大学経済学部卒業。
自身の就活においてメガバンク内定の友人から地方の信用金庫への就職を知名度・規模から否定され、
人気企業・大手企業以外の会社が若者から選ばれない現状を目の当たりにする。
その経験から周囲の反対を押し切り、地方の信用金庫に就職。経営企画部門に配属され、
2年目から採用活動にかかわり、応募者2 倍増、地元就活人気ランキングTop10に選ばれることに成功。
ところが小さな会社の経営の現場で目の当たりにしたものは組織の高齢化による生産性の低下、
人件費率の上昇、後任者の不在などを若手人材の欠乏による将来不安。
このままでは小さな会社の経営は後世に繋がらないと危機感を覚え独立。
経営目線で生き残るための採用を実施し、中途採用や新卒採用において500社以上にアドバイス。
小さな会社に特化した方法により、岡山県の就職人気ランキングTop10入りや採用コストを半分に、応募者数を12 倍にするなどの成果を挙げる。