「こッ…恋人ぉーッ?」 可愛い弟から、彼女の存在を知らされた私。なんでもクリスマスの予定の立て方を、年上の私に相談したいのだという。なるほどなるほど。ここはひとつお姉ちゃんとして、年相応の交際ってやつを教えてあげないと! そう思い彼の為にデートプランを考えるのだが……どうやら弟は、デートの「後」の事の方が気になってしょうがない様子だ。「た…たとえばラブホとかってどう入ればいいの?」そんなことを顔を赤らめぶつけてくる弟。こ、こうなっては仕方がない。ここはひとつ、私がそういった事も全部教えてあげなくては!そう思い私は、弟と「恋人ごっこ」を始めることに。