酒に酔った勢いに任せて、幼馴染の息子・健介くんに手を出してしまった幸。その後二人は気まずい関係となってしまっていたが……健介の母親・まどかの計らいで、二人は一泊二日の温泉旅行へと行くこととなった。あの夜のことを引きずっている幸は、旅行先でも健介くんにどう接していいのか分からず戸惑ってしまう。そんな幸を、優しく抱きしめる健介くん。「俺気づいてるんだ…幸さんが俺の父さんを好きで、今でも忘れられないってこと」「それでも俺は嬉しかったんだ 幸さんのことが好きだから…!!」彼の温かな言葉に、幸は今まで自分の心を縛り付けていたものがほどけていくのを感じ……。