【書籍説明】
本書は、大学院への進学を考えている人や、身近に進学を考えている人がいて情報を集めたい人、現役の大学院生で自分の現状や進路に悩んでいる人など、
大学院進学や大学院進学者の活動、その後の進路などに興味を持っている人のために執筆した。
著者の経験を踏まえ、進学する前には知る由もなかったことや、事前に意識しておくと良さそうな事柄に注目して紹介している。
著者自身、大学院進学やその後の生活で多くの苦労や困難に直面した。
しかし当時は、自分が直面している状況が大学院生なら当たり前に経験することなのか、異常な出来事なのかもわからなかった。
大学院進学を考える程のやる気を持っている方や、すでに大学院に進学して研究活動に励んでいる方には、できる限り時間や労力を無駄にせず、研究や教育の活動に専念してもらいたい。
本書を読むことで、経験してから始めて知るような事柄を、事前の知識として持ったうえで大学院進学について考えることができる。
就職までの様々な場面での注意点も示しているので、現在大学院生として活動している人にも今後の活動の参考になることがあるだろう。
【目次】
1部:大学院進学前:大学進学~大学生活
2部:大学院進学前:大学院進学を考え始めたら
3部:大学院進学前:受験の準備、研究計画
4部:大学院修士課程、大学院博士課程の研究活動
5部:大学院の費用、奨学金など
6部:研究活動の色々
7部:大学院生の生活
8部:研究室での研究活動
9部:研究室に関する注意点
10部:大学院で取得する学位
11部:博士課程の後、ポストドクター
12部:就職に関して
【著者紹介】
satoru(サトル)
大学卒業後、学部とは違う大学院修士課程に進み、修士課程とは違う大学院博士課程に進んだ人。
研究と教育に関わる幅広い仕事に携わることを目指している。