あらすじ達矢は娼婦の息子だった。幼いころから見てきたのは、母親が男にカネで買われて抱かれる姿。そしてそんな母親から、愛情というものをほとんど感じたことはなかった……。達矢は18歳の誕生日を迎えたが、その日も母は客を取って遅い帰宅。息子の誕生日の事などは頭になかった様子。今日が誕生日であることを母に告げると、彼女は慌てて謝るが……。「俺、他に何も要らないから母さんが欲しい……」そういい達矢は母に金を渡す。それはつまり、母を買いたいということ。そんな息子を前にして、母は不器用なカタチで愛を伝え始める……。