飯屋の看板娘、セリカは毎日元気に実家の店の手伝いをしている。 ある日事故に巻き込まれた男の子を助けるため、とっさに魔法を使ってしまった。 魔法を使ったことがバレないように急いでその場から逃げる。 能力を隠して大好きな飯屋を続けたい彼女のもとに ダニエルという侯爵が現れ、男から彼女を守るためと説明し指輪を渡す。 しかし、その指輪は侯爵の婚約者がはめるものだった。 急いで指輪を返そうとするがはずれない。 困り果てるセリカをよそに、ダニエルは「客として来た」と 毎日飯屋にやってきて……!? 平穏な日常に戻りたい! そんな彼女の願いは叶うのか? ※こちらの作品にはイラストが収録されています。 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。