大公との謁見にて無断出国の罪を問われた玲奈は、誘拐犯キムが玲奈を王国へと連れ戻すための任務にあたる、大公の部下であることを知らされる。玲奈は護衛のキムと共に召喚された王都へと戻る途中、キムの番(つがい)である奥さんの墓を訪れ、彼の内情と過去のしがらみを目の当たりにするのだった。次第にキムへの心を開きつつある玲奈。しかしある日、玲奈の運命の番が王都に戻ったとの知らせが入る。「キミの番の名は“ユージン”。留学中の俺の護衛に付いていた者だ」事情を知る王子からそう告げられた玲奈は、ついに運命の番との面会を果たすのだが――。「・・・・・・お聞きしたいことがたくさんありました。言いたいことも」ご縁が紡ぐ物語の第二幕が始まる!