小道の行き止まりにある4つの家。そこで育った4家族の子供達は兄弟同然に仲が良かった。けれど子供達が成長して久々に行われたお泊まり会で、その関係は変わり始める。その日、優志は姉貴分である茉由に誘われるがまま、初体験を迎えたのだ。
初めて知った異性を抱く喜びにのめり込んだ優志は、その後も茉由を抱きたいと思うが・・・あの日を境に茉由の態度は素っ気なくなってしまった。
そんな時、もう一人の姉貴分である園華の無防備な姿を見て、優志の頭をある考えがよぎる――「茉由姉ちゃんにこだわる必要は・・・ないんじゃないか・・・?」