22年ぶりに出所した、元日本赤軍闘士・重信房子。「女性らしさ」から自分らしさへ、自ら綴った決定版・青春記。こんな生き方は私の予定にはなかった。だけど、仲間と共に在る。22年の獄中生活を終えて出所し、出版のためにこの文章を読み直してみると、消したいエピソードも多々ありました。(中略)私は、どんなふうに戦い、どんな思いをもって力を尽くし、そして敗れたのか、当時の何万という「世の中を良くしたい」と願った変革者の一人として、当時の何万と居た友人たちへの報告として読んでもらえたら嬉しいです。―――あとがきより