あらすじ「輪廻転生って信じる?」 北面の武士、源義為と吉野山に住む陰陽師の子、式部行詠はそれはそれは仲睦まじく暮らしていた。ところがある日、義為のみが都へ向かうことになってしまった。寂しさをこらえながらも早く賊を捉え、行詠の待つ家に帰りたいと思っていた義為の前へ現れたのは、鬼だった―…。