老中願望の元寺社奉行、奥方ともども悪行三昧。隠密らはこの二人を…。体を二つに胴斬りされた、瓦版の画は果たして真実か。探ると色子茶屋に入り浸る武家の奥方の無惨な悪行…。人を人とも思わぬ輩に鉄槌。老中松平若狭介は茶坊主から、夜鷹が体を二つに両斬りされた瓦版を見せられる。町奉行に確かめると、真実だという。老中が配下の隠密らに探索させると…。陰間茶屋ならぬ、女たちが若い役者見習いと遊ぶ色子茶屋なるものが流行り始め、さらに元寺社奉行の奥方がそこでとんでもない悪行を繰り返しているとも。元奉行ともども二人の悪行を両断する隠密たちの活躍!