あらすじ放課後の誰もいない音楽室で、艶めかしいキスをみた。それはまだ幼さが抜けない少年と今にも壊れてしまいそうなボロボロの頭蓋骨のキス。微笑む少年のその姿は正気の沙汰ではない、けれどその添えられる優しい手に、まるでその遺骨が生きているかのように頬染め話しかけるその瞳に、官能的な生々しいキスに魅入られ、憑りつかれたように音楽室へと通うようになる。