※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。★ 全作品設計図付き!★ 掛軸をもっと楽しむワンランク上の技術を紹介。★ ポイントが一目でわかる細分化した手順の解説。★ 和紙の選び方・裂の取り合わせなどのアイデアまで。★ 生活空間に合わせた掛軸の取り入れ方も提案。 季節の行事、旅の思い出、ティータイム…◇◆◇ 監修者からのコメント ◇◆◇「日本の住宅から床の間が減り、掛軸の出番が減ってきたのでは……」という声を、職業柄よく耳にします。確かに、そういう一面もありますが、床の間を飾るために掛軸が生み出されたのではありません。掛軸は、床の間が出現した室町時代よりはるか昔からありました。その時代時代の生活様式、建築様式にあった掛軸に仕立てられ、楽しまれてきたという長い歴史が掛軸にはあります。掛軸の特徴のひとつはコンパクトに収納でき、掛け替えが簡単という点でしょう。この利点は、季節や行事に、あるいはもてなす客に応じて掛け替えが楽しめるということです。これは日本人の感性に合った楽しみ方で、ほんのひと手間、ひと工夫で、日々の生活を飛躍的に豊かにしてくれるものだと思います。自分のつくった掛軸で、季節を楽しみ、友人をもてなし、家族や自分の心も豊かにする。そんなお手伝いができれば幸いです。藤井 弘之◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇☆ 生活に彩りをそえる*Tea time 友人たちを招いて*Celebrate 子供の成長*Summer 風に涼を感じて・・・など☆1章 基本の見直しつくる準備* 掛軸の名称* 掛軸の寸法* 掛軸の様式* 使用する道具* 素材・・・など☆2章 掛軸をもっと上手に仕立てる* 取り合わせ* 設計図を書く* 掛軸づくりの工程* 裂断ち* 肌裏の準備・・・など☆3章 毎日の生活に掛軸がある楽しむ* 夏* 正月* 落ち葉* モルフォ蝶* 四葉のクローバー・・・など※ 本書は2019年発行の『表装 上達レッスン 掛軸 作品の魅力を引き立てるコツ』を「新版」として発売するにあたり、内容を確認し一部必要な修正を行ったものです。