最愛の息子の父親が、ハンサムな王様だったなんて!
ステラが赤ん坊のニッキーとふたりで暮らす家に、ある日、端整な顔立ちの男性が現れ、信じ難い事実を告げた。その男性はモンマジョール国王ヴァスコ・モントーヤで、ステラが精子バンクを利用して出産した赤ん坊の父親だという。初めステラは、ニッキーを奪われることを警戒したが、ドナーには親権がないと再確認し、ほっと胸をなでおろす。安堵したのもつかのま、翌日ステラは突然、職を失った。途方にくれているところへ、ヴァスコがふたたび現れ、ステラの窮状を知ると、王宮に来ないかと親切にも誘ってくれた。だが、実は……ヴァスコにはひそかな企みがあったのだ!
■兄亡き後、世継ぎが欲しい独身主義の国王ヒーローは、ヒロインとその赤ん坊を手に入れるため、自国の宮殿へと連れていこうとしますが……。斬新かつ軽妙なプロットが魅力のJ・ルイスが描く華麗なロマンスをお楽しみください。一気読み間違いなしの名作です!
*本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。