情報過多時代を生き抜くための医学・健康知識を「伝わる言葉」で徹底的にわかりやすく発信。誰でも読める医学の超基礎!
【第1章】栄養素を入手せよ!〔消化器〕
1│どうして私たちは食べるのか?
2│消化とは「化石の発掘」のようなもの
3│消化管は「ちくわ」である
4│結局、糖質は敵なのか? 味方なのか?
5│消化酵素は浮気をしない
6│お腹をめぐる冒険! 3大栄養素の行方を追え!
7│1日につくられる唾液の量は◯◯リットル!?
8│のどはJR福島駅に似ている
9│食道は特急列車である
10│胃は塩酸のシャワールームである
11│十二指腸は高速道路のジャンクションである
12│小腸の長さは6~7mもある
13│肝臓は入国審査官である
14│膵臓は大谷翔平である
【第2章】酸素を入手せよ!〔呼吸器〕
1│呼吸は「焚き火」に似ている
2│肺は「スイミー」である
3│延髄は呼吸の司令塔である
【第3章】栄養素と酸素を届けよ!〔循環器〕
1│心臓は物流の配送センターである
2│血液の赤血球は配送トラックである
3│血液循環を「牛乳配達」で理解する
4│冠動脈は「まかない料理」を提供する
5│心筋細胞は「観客席でウエーブ」をしている
【第4章】不要物を排出せよ!〔腎臓〕
1│侮れない! 尿の重要な役割
2│尿がつくられる量は想像よりもずっと多い
3│尿が大量生産される「おもちゃ箱理論」
【第5章】からだの環境を一定に保て!〔代謝、内分泌〕
1│人体は「フィードバックシステム」を持っている
2│神経は「電話」、ホルモンは「郵便」
3│自律神経の働き「闘争か逃走か」
4│血糖値は低いほうが危険?
5│体温はエアコンの設定温度のごとく守られる
6│塩分濃度、水分量の調節は少数精鋭
【第6章】侵入者を排除せよ!〔免疫、アレルギー〕
1│免疫とは? 侵入者とお客さんはどう見分ける?
2│感染症を引き起こす「異物」たち
3│ウイルスは生物ではない!?
4│DNAとRNAって何?
5│免疫システムを「戦国時代」で理解しよう
6│細胞性免疫には「悲しみのドラマ」がある
7│「炎症」は免疫細胞たちの戦いの軌跡
8│その血液型同士は、混ぜるな危険!
【第7章】周囲の異変を感知せよ!〔感覚器〕
1│感覚器官は「実況中継」するのが仕事
2│「運動神経がない」なんてあり得ない!
3│情報伝達は「バケツリレー」である
4│眼はカメラと同じである
5│眼が近くにも遠くにもフォーカスが合う理由
6│なぜ、死亡確認のとき眼に光を当てるのか?
7│耳の奥には「かたつむり」がいる
8│空気と太鼓と骨と液体の「振動リレー」で音は聞こえる
9│なぜ、耳のかたつむりにはツノが3本あるのか?
10│皮膚、自分と世界の境界線には「国境警備隊」がいる
11│辛さは味覚ではない!?
12│かき氷のシロップはぜんぶ同じ!?
【第8章】からだを支えよ! 動け!〔運動器〕
1│魚はなぜ足が必要ないのか?
2│ただし、ガイコツだけでは動かない
3│骨と筋肉は、「あやつり人形と糸」の関係にある
4│全力疾走を続けても疲れない筋肉がある
5│軟骨はエアバッグ、靭帯はシートベルト
6│背骨はハンバーガーである
【第9章】脳、からだの総司令官〔脳、神経〕
1│ヒトを人間たらしめている黒幕
2│脳のコンセントに神経が刺さっている
3│脳の不思議、大脳にしわがたくさんあるワケ
4│なぜ、私たちはそれを「がまん」できるのか?
5│私たちは「タツノオトシゴ」のおかげで生活できる
6│脳細胞は極度の偏食である
7│からだの成長と老化の境界線は?