人を救い、世を立て直す――。明治・大正・昭和・平成の時代、人びとが抱えた苦悩に真正面から向き合い、生きる喜び、いのちの尊さを説き続けた立正佼成会開祖 庭野日敬(にわの・にっきょう/1906-1999)。その半生を通じて折々に思い、行動し、追い求めた<大いなる道>とは。まんがでつづる庭野開祖の一代記です。【第2巻】娘の重病を機縁にかずかずの宗教遍歴を重ねていった開祖は、生涯で忘れることのできない『法華経』との出遇いを果たします。霊友会への入会、布教に奔走する日々を経て、のちの脇祖・長沼妙佼(ながぬま・みょうこう/1889-1957)とともに「大日本立正交成会」を創立するまでを描きます。