「世の中に 怪異などはございません」───
時は18世紀中期、
好奇心を持て余す本草学者【平賀源内】は
エレキテルで名が売れ、彼の元にはますます
怪異と謎が集まってくる。
上方で神隠し騒ぎに
巻き込まれる源内をよそに、
相棒の蘭学者【杉田玄白】には自らの
心の闇に触れる事件が迫っていた。
『コミック乱ツインズ』本誌トップ人気連載、
現役No.1艶絵師【叶精作】の最新コミックス。
迷信と常識、確信と伝聞が交錯する
近世怪異サスペンスミステリ、佳境の第四弾!
(著者)
漫画:叶精作
漫画家、イラストレーター。70年代より小池一夫原作の『オークション・ハウス』『実験人形ダミー・オスカー』など青年向け漫画が人気を博し、現在は時代劇誌でも活躍。photoshopでのデジタル作画の先駆者としても評価されている。
シナリオ:天沢彰
脚本家・劇作家・小説家。多数のテレビドラマ、テレビアニメの脚本の他、近作に小説『お江戸子ども捕物帳』(文研出版)など。また、漫画『剣客商売』(漫画:大島やすいち/原案:池波正太郎 リイド社)の脚色も手がけている。