あらすじ平次がガラッ八を誘って出かけた“文身自慢の会”で、最後に飛び込んできた男の下腹部には、見事な蛇が彫られていた。さらに、その男を逃がすように現われた美しい女の上半身には、十二支のうち、七つまでが・・・。はたして、ふたりは平次の追う十二支組の残党なのか―。表題作「お珊文身調べ」など十編を収録。(※本書は2004年12月1日に刊行され、2023年6月9日に電子化したものです。)