※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。情景が目に浮かぶ世界観が伝わる心を揺さぶる表現力を高めるための、【色】のことば集です。「この空の色、何色?」「海の青さを伝えるのに、<コバルトブルー>しか浮かばない」「なんて表現したら、この色が伝わる?」「色彩の表現力を磨いて、創作物のクオリティを高めたい」「空と風」「海と水」「花」「森」「動物」「宝石」などの切り口で、色彩を表現するために使える美しい言葉を紹介します。曙色、真朱、雀色、水浅葱、紅掛空色、冥色。日本の美しい色名は、風光明媚な環境や美しい自然の賜物です。本書では、そんな「色名」以外にも「色を表すことば」を紹介します。たとえば、草木が芽吹き、様々な美しい花を纏う山の風景を「山が笑う」と表現します。色とりどり美しい春の山の風景です。夕方の空の色を表すことばとして「黄」の漢字があてられる「黄昏」、澄んだ青空の表現として「碧空」「蒼穹」。雲の色を表すことばは「彩雲」「天紅」「赤雲」「茜雲」「黄雲」「緑雲」「紫雲」「白雲」「黒雲」などたくさんあります。本書は、目の前の風景や、頭の中に浮かぶ色彩を伝えたい、物語などの創作活動、ネーミングなどのアイデア集として使いたい、販売サイトで商品の色みを表現したい、色彩力を磨きたい、といったニーズにこたえます。イメージが膨らむ今日マチ子さんのイラストとイメージ写真、色見本がついて、さらに色彩への理解と表現力が深まる一冊です。