今の日本には田中角栄がたりない──。
本物の情を武器に修羅場を勝ち抜いた男としての処し方とは。
激動の時代を治めた大宰相の素顔に迫る評伝
平成30(2018)年は角栄の生誕から百年、没後二十五年を迎える。それでもなお「角栄待望論」は根強い。理由はさまざまあるなかで、詭弁を弄ろうして責任逃れを図る昨今の政治家を見るにつけ、角栄の毅然とした“攻めのダンディズム”に、男のあるべき姿を求めているのではないだろうか。(本書「はじめに」より)
第1章 ダンディズムとは─“自分流”を貫くことである
第2章 ダンディズムとは─“本物の情”を持つことである
第3章 ダンディズムとは─“かっこよく”生きることである
第4章ダンディズムとは─“かっこよく”生きることである