あらすじ『夕凪の街』昭和30年、広島に原爆が投下されてから10年。母・フジミと暮らす皆実は、会社の同僚男性・打越と親しくなる。しかし、皆実がささやかな幸せを感じるとき、決して忘れることのできないあの日の記憶がよみがえる……。/『桜の国』昭和62年、野球が大好きな小学生の七波は、仲良しの東子と一緒に弟・凪生が入院する病院へお見舞いに行く。桜の花びらをいっぱい持って。その後、17年ぶりに再会した二人は、七波の父・旭のあとを追って広島へと向かう。――時代を超えてつながる家族の物語。『この世界の片隅に』の作者、こうの史代の感動の名作コミック、ノベライズ版。