あらすじ真珠湾攻撃の立案者の一人であり、特別攻撃隊の産みの親としても知られる大西瀧治郎海軍中将。持ち前の豪放さで指揮を続け、戦局逼迫してからでも徹底抗戦を主張し続け、終戦の翌日、割腹自殺を遂げる。大和魂を具現するには特攻しかないと考えた、大西の葛藤とは何だったのか。右傾化が進むいま、その生涯と生き様を描き出す。