あらすじ江戸の上空に光るものが飛ぶのを、多くの者が目撃し、いつしかそれは「なんじゃもんじゃ」と名づけられる。そんな折、鏡三十郎のもとへ、商家からあやかし破りの依頼が来る。五年前に突如行方をくらました息子がふらりと帰って来たが、「天狗にさらわれていた」と言い張り、しかも、天狗こそ「なんじゃもんじゃ」の正体だと断言するというのだ。「三十郎あやかし破り」シリーズ第三弾。