あらすじ深川の材木商・加茂屋に盗賊団が押し入った。天狗の面をつけた盗賊は、六百両とともに蔵王権現像を奪っていったが、この巨大な像を運びだすには、宙を飛んだとしか考えられないと江戸の民の噂となっている。火盗改の探索に巻き込まれた壮志郎は、この謎に挑むのだった。